明石院のスタッフ紹介
施術者紹介
はり師免許証・きゅう師免許証
鍼灸師になろうと思ったのは?
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以前は会社員で技術職をしていました。
忙しいながらも充実していましたが、25歳の時に激務によって体調を崩して仕事中に倒れてしまいました。身体には自信があっただけにショックでした。その経験をしてから、自分の人生を考えるようになります。その中で、感謝してもらえるような仕事がしたいと思い鍼灸師を目指しました。
鍼灸の専門学校で反応点治療に出会います。
手で皮膚を軽く触るだけで、カラダの状態を予測し軽い刺激で効果が得られることに、とても感動してこの施術法を選びました。
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3年生になり、附属治療院で実習をするようになります。
本当に多くの貴重な経験させていただきました。自分でも驚くほど症状が改善したり、反応点治療の効果に自信を持てるようになってきました。
そんな中、ある30代後半の女性患者さんに出会います。
その方は子育てのストレスから耳鳴り、めまいの症状に悩んでいました。
そのツラさでちょっと心も沈んでいる感じでした。
病院や整体などいろんなところで治療をしても、なかなか良くならなかったそうです。
反応点治療で原因を探していくと、ある部分に問題があり「ここが原因だと思います。」と説明すると「そんなことを言われたのは初めてです。」という驚きの顔でした。
最初は半信半疑ではあったと思いますが、徐々に効果が出てきて、笑顔の回数も増えていきます。
「治療において大切なのはちゃんと原因をみつけること」大切なことをその患者さんに教わりました。
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痛みやつらさはその人の生活の負担だけでなく、不安や悩みなどの心の負担も増えてしまいます。
自分の身体がどうなっていくのか。これ以上悪くなったらどうしよう。
どうしてこんな事になったのか。そのかたの辛さを理解して、一つ一つの疑問にしっかり説明と施術で応えることも効果を出す上で欠かせません。
鍼灸師として、悩みをもった方の健康へのお手伝いができることに感謝しています。
これからも、反応点治療を通して、ココロとカラダの不安に、明日が明るくなる鍼灸師でありたいと思います
鍼灸を極めるために
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開業して5年が経過したころ…
少しでも多くの方の体の悩みを解決したいと思うようになりました。難病や原因不明と言われる病気だけでなく、一般的な病名であっても深い悩みの症状など臨床ではさまざまな人と向き合うことがあります。そこで重要なのは最新の研究結果や鍼灸に関する科学的な理解です。そこで鍼灸を深めていくために日本にわずかしかない鍼灸の大学院に入学しました。
在学中は研究し調査をすることでさらに鍼灸の可能性が広がっていき、施術効果もどんどん高くなっていきました。
仕事をしながらで大変でしたが、無事に終了し学位を取ることができました。その経験を伝えるべく専門学校で講師もしています。
修士課程 学位記
論文
監修記事
森 美紗都
(もり みさと)
- 出身地
- 姫路市出身
- 略歴
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近畿医療専門学校 卒業
卒業後は整骨院にて鍼灸治療を担当
関西実技講習会で河村廣定先生の講義を受ける
- 鍼灸師
はり師免許証・きゅう師免許証
鍼灸師になろうと思ったのは?
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私には悩みがありました。それは生理痛です。痛み止めを飲んでいてもひどい時は身動きが取れなくなるほどでしたが、周りの友達も痛みに苦しんでいたのでそんなものだと諦めていました。ある時、ひどい生理痛に襲われて部活を数日休みました。コーチに理由を聞かれ、男性の方でしたが思い切って打ち明けることにしたのです。その日をきっかけに日々の生活習慣についてアドバイスをいただくようになり、苦しんでいた生理痛も緩和して薬を飲まなくても日常生活をおくれるほど改善しました。
高校3年生に上がり進路に悩んでいた頃、私もコーチのように苦しむ女性を手助けができる人になりたいと思いました。そんな職業とは何だろうと探していた時、鍼灸専門学校の先生と出会いました。そこで鍼灸は生理痛に効果があると知り、魅力を感じた私は鍼灸師を志すことを決めました。
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高校卒業後は大阪の鍼灸専門学校に入学しました。授業中、友達が先生に不妊に鍼灸は有効なのか質問をしたことがありました。先生は効果があると答え、実際に治療して妊娠した人達の話をしてくれたのです。その時、女性特有の悩みは生理痛だけではないと知りました。先生は様々な女性疾患に鍼灸治療は対応できるのに日本での認知度は低いというのが現状だと教えてくれました。
私も生理痛に悩んでいた頃、鍼灸という選択肢は考えもしなかったことに気づきました。鍼灸の存在が日常化し、より多くの女性に治療を受けてもらうことによって、私と同じように症状に耐えて苦しんでいる人を減らしていきたいと思いました。
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卒業後は鍼灸整骨院に就職し、毎日矯正の勉強や施術練習で骨、筋肉、姿勢について知識を深めました。ある時、逆子で悩む患者さんを治療することになり、鍼や灸を使って治療しましたが改善せず帝王切開になってしまいました。何もできなかった自分に不甲斐なさを感じて鍼灸の知識をもっと深めたいと思っている時に反応点治療と出会ったのです。それまで鍼灸はツボを使って治療する物だと思っていましたが反射を使って治療を行うと知り衝撃を受けました。さらに生理痛や不妊、逆子などすべての原因は内臓の小さな炎症による自律神経の不調でした。そこを治療することで改善すると知り、反応点治療をしていこうと決めました。
日本での鍼灸はまだまだ知名度が低いため、私のように症状に翻弄され辛い日々を過ごす方も多いです。そんな方々に仕方がないと諦めず鍼灸治療を受けることで身体も心も健康になって頂きたいと考えています。そしてOLさんやママさんなど多くの女性の人生をサポートしていきたいです。今後ともどうぞよろしくお願い致します。