2012年7月6日
胃カメラでは分からない事
カテゴリ: 自律神経失調症
「胃の辺りが、鉄アレイを置いたように重いんです。」
胃腸の調子が悪く、病院に行って検査を受けた所、問題なし。
もしかしたらと思って当院に来ている患者さんです。
胃の不調といえば、CTや胃カメラで検査することが多いですが。
必ずしも、すべての問題を見つける事ができるわけではありません。
CTや胃カメラは見てわかる病気を発見するためにあります、例えば、胃潰瘍や胃炎、胃がんなど。
胃の不調の中には、胃が正常な働きをしないことで起こる症状もあります。
食べて胃の中に食物が入ると、胃は動き出します。ですが、ここが動かないとすぐにいっぱいになるので、それを脳が受け取って食欲をブレーキしてしまうわけですね。食欲不振や胃の重さの原因です。
また、自律神経の異常で、胃の筋肉をきゅーっと縮めてしまうことがあります。これが胸のつっかえなどの原因です。
こういった働きが悪くなったことによる不調の場合は「自律神経」が関わっているので、不調の原因は全身になります。
なぜなら、自律神経は脳や胃など内臓や皮膚など全身と繋がっていて、それらの影響をうけるから。
こういった場合は、身体の疲れを一つ一つ取っていくことで、自律神経は元の正常な働きをして、不快な症状が無くなっていきます。
自分が自律神経に問題があるか?の簡単な確認方法ですが
・症状に波がある
・症状が気にならない体性、時間がある
両方ともYesなら、その不調は自律神経によるものかもしれません。
まずは規則正しい生活のリズムを送るようにして下さい、自律神経が落ち着きやすくなります。
それでも不調が続く場合は、当院の全身治療をおすすめします。
心も体も爽やかに
ミントはり灸院のHP|神戸の鍼灸
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