ミントはり灸院・顔周りの管理と自律神経

急に冷えてきましたね。
治療院で事務仕事をしていても、いつの間にか足元が冷たくなってきます。

今は仕事をしながらの紅茶が格別に美味しいです。
美味し過ぎて、ガブガブ飲み過ぎて
治療中にトイレに行きたくなったのは秘密です。。

顔周りの管理と自律神経

顔周りの管理というと
スキンケアとかを思いがちですが。

ここでは
目、鼻、口（咽）、耳
になります。

これらの共通する事は
感覚器と呼ばれる内臓器官の一つであること
そして、その感覚は脳へ直接送られるということ

花粉症をお持ちの方は体験されていると思いますが。
目がぐずぐず
鼻はズルズル
咽はイガイガ
の状態のときは頭がぼーっとしませんか？

これは、おのおのの感覚器から
「炎症だ！」「ばいきんだ！」という情報が
四六時中、脳へ送られてきて
脳の処理が膨大に増えている状態を表しています。

何かを考えようにも、脳は他の事で忙しく
なかなか意識がそちらに向きません。
（集中力が無い、持続しない）

では耳は？
耳の内部（内耳）にある三半規管は身体の
傾きや進んでいる方向を判断します。

そして、炎症などによって働きに左右差があると
右の脳と左の脳が別々の判断をします。

自律神経の中枢は一つしかありませんが、別々の情報は
その中枢を混乱させてしまうわけです。

顔周りの感覚器によって脳のパニック状態になると。

自律神経の乱れとなり
「動悸、ほてり、発汗、冷え、胃のもたれ」
などの身体の症状を起こします。

また、脳は常に情報を送られてきますので
神経間の情報伝達も激しく行われます。
その情報伝達にはある物質が使われるのですが、
長時間の伝達により物質が無くなったり少なくなってしまいます。
これが、意欲の減退などのうつ症状を起こしてしまうわけです。

というわけで

目、鼻、口（咽）、耳
って実はとても大切。

当院では腰痛や肩こりの方でも
必ず顔周りを確認しています。