2020年4月16日
びまん性脱毛症とは何か?女性に最も多いってご存知でしたか?
カテゴリ: 薄毛・脱毛
びまん性脱毛とは?
薄毛と聞くと、男性に多いイメージがありますが、実は女性の中にも薄毛で悩んでいる方は少なくありません。
ひとことで薄毛といっても、さまざまなタイプのものがあります。男性の薄毛としては、AGA(男性型脱毛症)というのが有名ですね。一方、女性に多い薄毛はどんなものかご存じですか?…「びまん性脱毛症」です。
男性の薄毛の多くには、男性ホルモンが関係しています。また、頭のてっぺんが薄くなったり、ひたいが後退するなど、部分的にどこかが薄くなるという特徴があります。
これに対し、女性に多く見られるびまん性脱毛症は、髪が細くなり、全体的に頭皮が薄くなるという特徴があります。髪にハリ・コシがなくなってきたなと思っていたら、だんだん頭皮が透けて見えてきたというような症状がある場合は、びまん性脱毛症の可能性があります。
びまん性脱毛の定義が広いから原因がわからない場合に診断される
びまん性脱毛症という名はついていますが、その定義は非常に広いものです。
「びまん」には「広範囲に広がる」という意味があります。部分的に薄くなるのではなく、頭皮が全体的に薄くなるのが、びまん性脱毛症です。
最近髪のボリュームが減ってきた、髪の毛がすぐにぺしゃんこになる、分け目が以前よりも目立つようになってきた、というような理由で気がつくケースが多いようです。
つまり、びまん性脱毛症が、これといった特徴がないのが特徴でもあります。何となく髪全体が薄くなってきたというすべての場合を指す言葉なのです。そのため、髪全体に薄毛の症状が現われて、何だか原因がわからないときはとりあえず、びまん性脱毛症だと診断されることもあります。
このように、びまん性脱毛症そもそもの定義そのものがあいまいですし、薄毛の原因はその人ごとに違うものです。ですから、単にびまん性脱毛症だといっているだけでは、薄毛の解消にはつながりません。
薄毛の原因には個人差があることが治療を難しくしている
びまん性脱毛症を引き起こす原因はさまざまです。加齢や閉経によって毛が細く薄くなることもありますし、遺伝や体質も原因になります。ストレスも髪の成長に大きな影響を与えるものです。
さらに、女性はヘアースタイルが頭皮に負荷を与えていることも少なくありません。常に同じ場所で髪をまとめていたり、ひっつめるようなヘアスタイルをしていると、薄毛になってしまうことがあるのです。パーマ剤やカラー剤などの薬剤によって頭皮に炎症が起きてしまうことでも薄毛が起こりえます。
ですから、その方の薄毛の原因がとこにあるのかを知ることから、薄毛対策が始まります。ただし、多くの場合、原因は一つではありません。いくつかの原因が組み合わさって薄毛を引き起こしていたり、広くいろいろなことが原因で薄毛になっているケースもあります。
このように、薄毛の原因は人それぞれであることが、治療を難しくしているといえるでしょう。
大事なのは、薄毛になりやすい体質から、薄毛になりにくい体質へ、体質を変えていくことです。髪は身体の一部で、タンパク質からできています。ですから、免疫が低下したり、血行不良や栄養不良などがあると、健康な髪が育ちにくくなります。
正しい体質改善を行うと、薄毛になりにくくなるだけでなく、髪の艶がよくなったり、傷みにくくなったりする効果も期待できるでしょう。
最近では、女性向けの育毛剤なども市販されていますが、あくまで補助的なものに過ぎません。栄養を補ったり、血行を良くしたり、局所の改善に過ぎなことに注意が必要です。
薄毛に対応している鍼灸院
当院では、まずカウンセリングをして、その方の薄毛の原因がどこにあるのか探ります。そのうえで、ふさわしい治療方法を探し、ていねいに施術をさせていただいております。薄毛の症状でお悩みの方は、ぜひ一度、当院へお気軽にご相談ください。
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当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です《年間10,000人超の実績》。六甲道駅3分”六甲院”/三ノ宮駅6分”三ノ宮院”/明石駅5分”明石院”の3店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。