2020年4月17日
加齢による薄毛やボリュームダウンが気になるあなたへ
カテゴリ: 薄毛・脱毛
女性ホルモン量の低下とは言えない
当院にも、薄毛でお悩みの女性が多く訪れます。
患者様によく聞かれるのが、「薄毛って、やっぱりホルモンと関係があるのかしら?」ということ。男性に多い薄毛は男性ホルモンが大きく関係しているので、女性もホルモンが原因なのかと思う方が多いようです。
髪の生育には、女性ホルモンであるエストロゲンが関係しています。女性はエストロゲンの働きで一般的には薄毛になりにくいのですが、エストロゲンが減少する年代になると、薄毛になりやすい場合があります。
とはいえ、女性の薄毛の原因は、単に女性ホルモン量の低下とは言い切れません。なぜなら、いくつになっても薄毛にならず、髪がふさふさの方もたくさんいるからです。もし、加齢に伴って女性ホルモンが減少するのが原因なら、みなさん薄毛になるはずですよね?
ホルモンバランスが関係していないとは言えませんが、かといって、女性ホルモンのせいばかりとも言い切れないのです。
髪は頭皮の状態で決まると考えてよい
では、女性の薄毛を引き起こすのは、何なのでしょうか?
薄毛に限らず、髪の毛にとって大事なのは、頭皮です。頭皮は健康な髪を育てるための、いわば土壌のようなもの。頭皮が健康でないと、髪も健康には育ちません。
髪の毛は、頭皮から外に出ている毛幹という部分と、頭皮の中に隠れている毛根という部分があります。毛根は表面からは見えませんが、とても重要な部分です。
毛根の先には「毛乳頭」があり、毛細血管によって運ばれてきた栄養分を受け取ります。その近くには「毛母細胞」があり、ここで髪が作られていくのです。
また、頭皮は深いところから順に、皮下組織→真皮→表皮となっており、表皮はさらに基底層→有棘層→顆粒層→角質層の順に積み重なっています。そして、一定のサイクルで日々生まれ変わりながら、髪の成長を支えています。
ですから、健やかな髪のためには、頭皮にも気を配ることが重要です。頭皮が何らかのトラブルを抱えているときは、いくつかサインが出てきますから、セルフチェックしてみましょう。
・頭皮にフケやかゆみがある
・頭皮が赤みを帯びている
・つっぱる感じがする
・ベタつく
頭皮が赤いのは、血行不良になっているからです。頭皮を健康に保つには、頭皮をきちんと洗うことと、シャンプー剤などが残らないようにしっかりすすぐこと、そして髪をきちんと乾かすことがとても重要だといわれています。特に、髪を濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなり頭皮に悪影響を及ぼすことがあります。くれぐれも、注意してくださいね。
年齢を決めるのは、髪のボリューム感
年齢よりも若く見える方というのは、髪の量が多い方、もしくは髪のボリュームが多い方のようです。たとえ、髪の量が少なくても、髪がふんわりしていると、髪の量が多く若々しく見えます。同じ髪の量なら、髪が太くてハリがある方のほうが、若々しく見えるでしょう。
年齢を重ねれば、肌も若い頃よりは衰えますし、髪も同様です。個人差はあるものの、誰でも年齢相応に髪のハリやコシは失われていきます。もともとの髪の量も人によって大きな違いがありるので、そもそも髪の量が少なかった方が年齢を重ねると、髪が薄くなったように感じやすくなるかもしれません。
薄毛に特化した専門治療
髪の量は、女性ホルモンのせいばかりとは言えませんが、年齢とともに薄毛になりやすい傾向はあります。髪の量が少なくなっても、ボリュームを出すなどして、若々しく見せることが可能ですから、ぜひ試してみて欲しいと思います。
もし、薄毛が本格的に気になり始めたら、セルフケアではなく、専門知識を持った人に相談してみるとよいでしょう。薄毛の原因は一つではなく、いろいろなことが原因となって起こります。「最近、どうも薄くなってきたような気がする」という方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。
当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です《年間10,000人超の実績》。六甲道駅3分”六甲院”/三ノ宮駅6分”三ノ宮院”/明石駅5分”明石院”の3店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。