ミントはり灸院・体温が上がってきました！30代女性の経過報告,不妊症

●体温が上がってきました！30代女性の経過報告,不妊症

婦人科での不妊治療を経験した結果、自分に合わないと考え、鍼灸治療で自然妊娠を目指している30代女性の症例報告です。

病院での検査では子宮や卵巣に異常は見られなかったようですが、基礎体温に少し引っ掛かる所がありました。

低温、高温としっかりと2層に分かれていましたが、全体的に体温が低く、平均しても36度前半までしかありませんでした。

体温は身体の状態を表すバロメーターです。

「低い」という事は、内臓機能の低下や自律神経機能の異常などが考えられます。

・子宮の働きが低下　→　子宮内膜に厚みが出ない。
・自律神経の異常　→　女性ホルモンの量が少ない、タイミングがずれる。

病院での不妊治療では薬を使って、ホルモン量や内膜を成長させることができます。

なので、最近は基礎体温は排卵のタイミングを調べるために使います。

ですが、新しい命をお腹に宿るには、子宮や卵巣だけでなく、肝臓や腎臓、大腸や小腸など、それぞれの内臓が正常に働いていることも重要な要因だと考えるべきなのです。

平均体温36.5℃　高温時 37℃　が目標

まずは、ここを目指しましょうと患者さんと目標を決めていきます。

こちらの患者さんは日頃はアルバイトで忙しくストレスも大きかったようですが、週に一回のペースで治療を開始して、3ヶ月目で体温に変化が現れてきました。

現在も治療中ですが、高温では37℃まで上がることもあり、平均体温も36.5℃近くまで上げています。

身体の準備もほぼ出来ているので、自然妊娠で夢が叶うのもあと少しですね。