2010年8月22日
ホルモン剤の意味
カテゴリ: 不妊症・逆子・つわり
こんにちはミントはり灸院の森本です。
昨夜のテレビ番組である動物病院の事が放送されていました。
通常、動物病院と言うと犬や猫がほとんどらしいですが。
今はペットの多様化で特殊な動物が増えてきているそうです。
それらを総称して「エキゾチックアニマル」という言うらしいですが、
獣医師さんのほとんどが犬、猫の治療知識しか知らない(習わない)ため
エキゾチックアニマルが来ても断るそうです。
放送された動物病院は今までに一度も断っていないため、
いまでは日本全国からエキゾチックアニマルが集まってくるそうです。
中には症例に無い事例もあって、百戦練磨の先生も「プレッシャーです。」と言う事も。
診療が終わってからも、さまざまな生き物に対応するべく海外の症例を読むなどして
勉強しているそうです。
最近、エキゾチックアニマルを飼えきれなくて、外に捨てる人が増えており
生態系への影響が問題視されています。
動物病院の先生のように命に責任を持って飼ってもらいたいですね。
「今日の簡単3ポイント健康法」
頭痛予防、頭のむくみを取る方法
①前頭部の痛み
眉の間からおでこと前髪の付け根あたりを、手のひらまたは暖かいタオルで
刺激しましょう。
②即頭部の痛み
耳の上からこめかみあたりを、手のひらまたは暖かいタオルで刺激しましょう。
③後頭部の痛み
首の付け根から頭のでっぱりの広い範囲を、両方の親指でゆっくり押してください。
頭皮のむくみは頭痛の原因となります。
柔らかい刺激でむくみ感は無くなってきますので、じわーっと刺激を加えて下さい。
ホルモン剤の意味
E2,hCG,P4 不妊治療を経験されている方なら効いた事があると思います。
これは、着床から妊娠までに必要な性ホルモンの種類です。
それぞれの名前と効果は
E2(エストラジオール):卵巣から分泌されます。子宮内膜を厚くする効果があります。
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン):胎盤から作られるホルモンで妊娠を維持させる効果があります。
P4(プロゲステロン):卵巣の黄体から分泌されます。着床させやすくする効果があります。
これらのホルモンは脳にある間脳や脳下垂体からの指令を受けて、
他の性ホルモンと協調して分泌されます。
不妊治療ではこの数値を見て、妊娠の判断をしたり。
パッチや筋肉注射などをつかって体内に投与することで
妊娠の確立を上げたりします。
では、ホルモンは薬なんでしょうか?
というとそれは違います。
ホルモンが内臓に働くシステムは
そのホルモンだけが働く内臓にはホルモンを感知する受容体(ホルモンレセプター)があります。
受容体はホルモンをキャッチしたときに細胞に働きかけて、内臓の機能を働かせます。
ホルモンは内臓機能の「呼び水」
なので、ホルモンを外部から投与したとしても、内臓機能そのものが悪くなっていたとしたら。
やはり効果は出ずらいわけです。
子宮や卵巣の状態を自律神経のバランスを整えながら良くしていく。
すると、ホルモン剤の反応も良くなって妊娠の確率も上がってきます。
病院の治療と鍼灸の治療を併行すると相乗効果があります。
それはこういった意味でもあります。
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