2020年4月23日
顎関節症を悪化させる生活習慣とは?
カテゴリ: 顎関節症
顎関節症を悪化させる生活習慣
顎関節症の症状を悪化させる原因は、筋肉の緊張です。
その筋肉の緊張は内臓の不調から来るとお伝えしてきました。
つまり、その内臓の不調の原因となる生活習慣を改善すれば、顎関節症の改善につながります。
改善すべき悪い生活習慣をいくつか見ていきましょう!
寝る前のスマホはNG!
これはみんなやってしまいがちですよね。
先日テレビを観ていると、多くの芸能人が「youtubeを観ながら寝落ちするのが日課」と言っていました。
最近は小さな子供に絵本で読み聞かせするのではなく、youtubeでアニメを見せながら寝かしつけるお母様方も多いそうです。
われわれ大人も、朝起きたら背中でスマホを踏んでいたり、はたまた寝落ちしたタイミングで顔面にスマホが落ちてくる!なんてことも経験があると思います。
でも、寝る前のスマホはなぜよくないのでしょうか。
スマホの光は交感神経を刺激します。明るい光が入ってくると人間の脳は「朝だ」と思って覚醒します。光だけでなく、例えばSNSなどは頭を使うので脳を刺激し興奮させます。
すると眠りが浅くなります。眠りが浅くなると食いしばりも増えます。
そのため寝る前はリラックスすることが大切です。
軽いストレッチ、リラックス作用のあるアロマを焚く、ハーブティーを飲むというのは、ベタですがおすすめです。
どうしてもyoutubeを観たい人はyoutubeでリラックス音楽を流して、そのままスマホを置いて何度か深呼吸をしましょう。次第に眠くなってくると思います。
就寝前の飲酒や夜食もNG!
仕事で帰りが遅くなり、晩ご飯を食べるのが21時以降という人もいると思います。仕事の疲れを癒すためにビールを飲んでしまいがちです。
気持ちはよく分かります。
晩ご飯は19時ごろに食べているけれど、寝る前にお腹が空いてカップ麺やポテトチップスを食べている人はいませんか?片手にはお酒を持っていませんか?
自分へのご褒美として夜遅くにスイーツを食べていませんか?
他にも、食べ物は食べないけれど、眠れないからといってお酒を飲む人もいるかもしれません。
(寝酒で眠くなるのは一瞬で、途中で覚醒していまいます。)
これら全てNG行動です。
顎関節症だけでなく、色んな症状を引き起こすきっかけとなります。飲食、飲酒をすると胃が消化タイムに入ります。消化に集中していることで筋肉の回復は後回しになります。
筋肉の緊張は顎関節症の症状を引き起こします。
対処法は水分を多く摂ることです。
消化には多くの水分が使われています。水分を摂ると血が巡りやすくなり、筋肉の緊張緩和に繋がります。
白湯やハーブティーなどの暖かい飲み物の方が眠気を誘いやすいですよ。
前のめり姿勢もNG!
前のめり姿勢は頭の重心が前になります。すると首の負担が増えて筋肉が緊張し、顎の動きが悪くなります。
ずっと前のめり姿勢を続けるとストレートネックにも繋がります。スマホやパソコン、勉強、読書も前のめり姿勢になりがちです。
なるべく姿勢を真っ直ぐにして行いましょう。
どうしても前のめりになる場合、30分に1回は立ち上がる、伸びをする、首のストレッチをすると決めて、こまめに首への負担を軽減させましょう。
まとめ
ここに挙げたこと以外にも顎関節症を悪化させる生活習慣はたくさんあります。
全てに共通しているのは筋肉を緊張させないことです!
分かっていても、習慣化してしまっているとなかなか止められないものです。
小さなことでも良いので1つづつ出来ることから始めていきましょう。 仕事柄晩ご飯を食べる時間が遅い人は、1品だけおかずを減らすなど量を少しづつ減らすことでも変わってきますよ。
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