ミントはり灸院・【追記】花粉症を鍼灸で治す

こんにちは神戸市灘区の鍼灸院 森本です。

国民病と言われる花粉症。

ちょっと先の話しですが、昨年は猛暑だったため、今年の春は花粉の量が多くなるという予想なんだそうです。

最近になって、気温も上がってきました。

風も強くなると一気にピークに達する恐れがあります。

鼻がムズムズしている方も増えているのではないでしょうか。

花粉症治療は早めにスタートする事がポイント

年々、症状が発症する時期が早まっている方も増えています。

花粉症に負けない身体作りをどうやっていくのか

説明していきます。

花粉症はアレルギー疾患の一つです。

これは、テレビなどのメディアでも知られていることですね。

アレルギーを感じるところはどこか。

それは花粉に触れる粘膜になります。

局所の治療ポイントとしては目、鼻、口です。

それに胃腸。腸管の内側も粘膜があります。

粘膜は外部からのばい菌やゴミに対する盾です。

その粘膜は絶えず、新しいものが作られ、皮膚のように下から入れ替わっています。

内臓機能の低下は粘膜の形成に影響します。

粘膜が薄くなったり、防御機能が低下する事は、アレルゲンへの影響が受けやすい状態になんですね。

よって局所の治療は循環改善が欠かせません。

粘膜はマスクよりも強いブロック機能です。

入り口の強化で花粉をブロック。

次に全身の治療について。

花粉症の時期はイライラしませんか？

頭痛がしたり、疲れやすかったり、集中力が続かなかったり。

それは、眼・鼻・のどの炎症が、頭・首・肩の筋肉を緊張させてしまうからです。

また、顔面部の炎症は自律神経への影響も大きく。

小さな痛みやコリを強く感じてしまう事もあります。

一見関係ないと思われがちですが、腰や背中など全身の緊張を治療する必要があります。

次にアレルギーを起こす免疫系治療も重要。

・人体最大の粘膜とリンパ組織を持つ小腸
・体内の様々な物質の合成をおこなう肝臓

これらの臓器への治療が免疫系を過剰な反応を抑えます。

アレルギー全般に共通しており、肌あれや鼻炎などにも効果があります。

花粉の症状が出ている部分だけに注目するのではなく、

○症状により辛さが誘発されている所
○症状の原因となる内臓

を考えながら同時に治療していきます。