2011年1月6日
花粉症には体質改善より免疫バランス 第一話
カテゴリ: 鼻炎・アレルギー性鼻炎
こんにちは神戸市灘区の鍼灸院 森本です。
年末年始の飲みすぎ、食べ過ぎで太ってしまいました。
昨日からダイエットスタートです。
先日、某健康番組で花粉症を体質改善して防ぎましょうとやってました。
最終的には料理番組に落ち着いてましたね。。
番組の通りに今年は花粉症で悩む方は増えると予想しています。
その理由は3点。
①猛暑で花粉量が多い
②夏の疲れで体調を崩している方が多い
③年末の疲れが取り切れていない方が多い
②、③については当院に来る新規の方や現在来院されている方の身体から判断しました。
特に体調管理は大切です。
大人になってから花粉症になる方のほとんどが、その前後に風邪や疲労などの体調悪化が見られます。
なぜそうなのかは後ほど説明します。
番組ではIgE抗体の量とヒスタミンを抑える方法でした。
ヒスタミンはIgEの量に比例します。
でもなぜIgE抗体が増えたのかを説明しないと
本当の花粉症治療はできないと思います。
抗体は免疫反応によって増えます。
アレルゲンとなる花粉やハウスダストなどの抗原が、身体に侵入して免疫系がそれを元に抗体を作ります。
よって抗体が増えてしまう理由としては
①免疫反応が頻繁に起きている。
②免疫系が抗体を作り過ぎる。
が考えられます。
IgEの免疫反応は、花粉症に限らず年中発生します。
咽や鼻の粘膜にハウスダストや花粉などがキャッチされて、抗原と判断されると、免疫反応が起きるわけですが。
粘膜が免疫系の最初の関門であり、そこの時点で、体内に入るのを防いでいるわけです。
鼻毛&鼻くそが良い例ですね。
粘膜は身体の内側にあっても、分類でいうと皮膚です。
その表面を粘液で覆っていて、ゴミや細菌が直接接触できないようになっています。
また鼻には腺毛という産毛で覆われています。
そして、腺毛運動という動きでゴミを外に出しています。
小学校でやったボール運び見たいな感じです。
よって鼻粘膜や咽粘膜が薄い人、弱い人はそこの関門が弱い事になります。
よって、免疫反応が頻繁に起きてしまい、血中のIgE抗体の量が増えてしまうわけです。
IgE抗体の量を遺伝と考える場合もありますが。
大人になってからの花粉症になる方が多いと考えると、無いとは言えませんが、影響度はそれほど大きくないと思います。
次回は②の説明をしたいと思います。
知れば花粉症も怖くない
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