2011年1月8日
花粉症には体質改善より免疫バランス 第二話
カテゴリ: 鼻炎・アレルギー性鼻炎
こんにちは神戸市灘区の鍼灸院 森本です。
ダイエットと新年会、どちらをとるか悩みます。。
前回の記事では今年は花粉症の方が増えると言う事。
花粉症対策は体質改善ではないという事のその①を説明しました。
今回はその②
「免疫系が抗体を作り過ぎる」について。
免疫反応について簡単に説明します。
・抗原が体内に侵入すると、マクロファージなどの先行部隊が攻撃をします。
・攻撃の中で、抗原の特徴や種類をヘルパーT細胞という免疫の司令塔に渡します。
・ヘルパーT細胞はその情報から、過去の情報(免疫)を元にB細胞に指示を出して抗体を作らせます。
・抗体は抗原に取りついて、働きを弱くしたり、死滅させたりします。
こんな流れで免疫反応は起こります。
最近になってヘルパーT細胞に多くの種類がある事が確認されました。
T細胞は抗原に対して、どんどん抗原を作る指示をだすだけでなく。
抗原を作る事を抑える役割を持つT細胞もいるわけです。
さらに、抗体を出すタイミングに違いを持つT細胞もいます。
これは、生体のシステムとしては一般的で。
内分泌全般で同じ事が行われています。
ホルモンを出そうとする側と出さないようにする側。
女性ホルモンなんかもそうですよね。
それらは身体の状態を判断しながら適正な量をコントロールしています。
ヘルパーT細胞も別々の役割を持つ複数の細胞たちと
上手く関係を保ちながら、身体の防御機構を果たしています。
しかし、これらの関係が崩れてしまうと。
抗体が異常に作られたり
自己を攻撃してしまったり
免疫反応が出なかったり
といった状態になります。
花粉症だけでなくアレルギー疾患や自己免疫疾患を持っている方はこの免疫系の拮抗関係が崩れていると私は考えています。
免疫に関連する内臓は肝臓と腸管に免疫細胞が多く存在します。
免疫系の治療には欠かせないポイントです。
知れば花粉症も怖くない
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