ミントはり灸院・微熱が続く冷え症に鍼灸治療が良い理由

●　微熱が続く冷え症に鍼灸治療が良い理由

冷え症にはいろんなタイプがあります。

手足が冷えやすい、下腹部が冷える、全身が寒い などなど

それぞれの冷たい部分には、内臓と関連があります。

下腹部だと子宮、全身だと心臓、手先だと呼吸器（咽や肺）などが代表的です。

また、体温が低い方もいます、そういった場合は自律神経の失調が疑われます。

なので、「冷え」を血液量や鉄分の問題や運動不足だけで考えてしまうと、なかなか改善しないこともありますので、一度診てもらう事をお勧めします。

今回は、さまざまな冷えの中でも「微熱」が続くタイプについて説明します。

風邪をひいたり、体調が悪くなると、熱がでますが

あまり体温が上がらずに、微熱のままがずーっと続く方がいます。

熱が上がると、体力を消耗してしまいます。

仕事の事を考えると薬などを飲んで抑えておきたい症状ではありますが、実は体温が上がらないと免疫力は活性が弱まってしまいます。

簡単に言うと、微熱は身体が持つ、治す力が弱まっている証拠でもあります。

こういった方に冷え症が多いのも特徴ではあります。

これは、内臓の機能が低下しているので、身体の熱を作る事ができないからなんですね。

内臓の機能の低下は冷えだけでなく、全身の倦怠感、身体に力が入らない、頭が働かないなどの症状を起こすきっかけともなりますので、早めに治療をしなければなりません。

こういった冷え症の場合は、すべての内臓機能を改善しながら、全身を診ていく必要がありますので。

身体の部位ごとに科の分かれている病院や○○専門と書いてある治療院では対応できない場合があります。

そして、鍼灸には、自律神経や内臓、筋肉の緊張など多くの効果を並行して実現できるので、今回の症状には最適と言える理由です。

当院でも、長年、風邪を引いても体温が上がらず、１週間ほど微熱が続いてしまう２０代の女性に対して治療をしました。

今では、しっかり熱が上がるようになり、１日で体調が戻るほどにまで、内臓が回復しています。

とくに、赤ちゃんを考えている女性や未婚の女性は、自身の妊娠力に影響していきますので、しっかりと考えておきたいですね。