2024年4月15日
顔のむくみはツボで解消!顔のむくみの原因や即効性のある方法は?
カテゴリ: 頻尿・膀胱炎・むくみ・冷え性
顔のむくみの原因は?
顔のむくみがあることで、鏡で見て1日が残念な気分になりますよね。実は健康面においても、病気や内臓の不調が隠れているサインです。
一般的には朝起きたときや長時間座りっぱなしの後など、特定の状況下で顕著にむくむことがあります。
この記事では、顔のむくみの原因や即効性のあるの対処法について詳しく解説します。
原因①:体液の滞り
体液は、体内で循環する液体のことを指します。主に血液とリンパ液の二種類があります。
血液: 血液は心臓を通じて全身に送られ、細胞に酸素や栄養素を運び、細胞内の代謝による老廃物を排出する重要な役割があります。血液には白血球などの細胞が含まれており、免疫機能や体温調節などにも関与しています。
リンパ液: リンパ液は組織の間に存在し、細胞や組織から老廃物や余分な液体を回収し、リンパ管を通じて体のいたるところにあるリンパ節に運ばれます。リンパ節では、免疫細胞が異物や細菌を検知し、除去する役割を果たします。その後、浄化されたリンパ液は大動脈の近くにある静脈に戻り、血液中に戻されます。
これらの体液が適切に循環することで、細胞や組織が必要な栄養素を受け取り、老廃物を排出し、体内のバランスを維持する役割を果たしています。
体液の循環が円滑でない場合は特定の場所の老廃物が蓄積することになります。
身体の体液は一定の濃さを保つために、老廃物があるところには水が貯まります。
その結果としてむくみが引き起こされるのです。
原因②外的要因
睡眠不足: 十分な睡眠を取らないことで、全身の血液循環が悪化します。
日中は立ったり、座ったりで身体の末端部分に重力で水がたまりますが、寝ている間にそれらの水が循環して起きるときにはむくみが取れていることになります。
ただ、睡眠が不足することで末端の体液の回収の時間が不足することで手足のむくみだけでなく、顔などもむくみが起きてしまいます。
またこれは過度な睡眠でも起きる場合があります、特に中途半端な睡眠を繰り返す、2度寝や3度寝などの場合は身体活動が変わらないにもかかわらず寝る姿勢は血圧が低くなるので全身の循環が悪くなり、顔のむくみが発生します。
ストレスや内臓疲労: 長時間のストレスや内臓疲労によって、交感神経が過剰に刺激され、血管が収縮して血液やリンパ液の循環が悪くなり、結果的に顔のむくみが起こることがあります。顔の交感神経に関係するのが咽や鼻、目などです。こちらの内臓に炎症などがあることで、反射によって顔面部への血管収縮はおき顔のむくみを起こすことがあります。
顔のむくみを取るツボを紹介
顔のむくみが起きてしまった場合は身体の調整機能を使って、身体の循環をよくすることでむくみを解消することができます。
ツボ①:天鼎(てんてい)
のど仏のすぐ下の軟骨(輪状軟骨)と同じ高さで、横首の筋肉(胸鎖乳突筋)の後側にあります。
こちらは顔からのリンパ液が集まる場所、合流地点なので顔全体を手で軽くさすりならがこちらのツボに向かっていきましょう。
すこしツボを刺激することでさらに顔に溜まっている体液を押し出すことができます。
ツボ②:曲池(きょくち)
肘を曲げたときに、外側にできるシワの端にあり、肘関節の骨のきわあたりとなります。
こちらのツボの意味や目的もさきほどの天鼎と同じになります。ただこちらについては簡単に押しやすいというメリットがあります。なので、仕事の合間、お風呂に入っている最中、ちょっとむくみが気になると思ったときにグリグリと押してみてください。
少し痛みが出やすいですが、痛みがあるほど、顔のむくみが強い場合が多いです。
ツボ③睛明(せいめい)
目頭の内側やや上方のくぼんだ部分。
こちらのツボは強く押すことで顔全体の緊張を緩和することができ、デスクワークの眼精疲労や花粉症などの鼻炎によるむくみを改善する効果があります。
こちらも即効性があるので目が疲れたと思ったら押してみましょう。
押した跡が凹む場合もありますが、それはそれだけむくみが強くなっているサインでもあります。
顔のむくみ対策3つ
普段からできるむくみ対策を紹介します。
ツボ押しはあくまでもその場対策です、根本解決することで毎朝、顔のむくみに悩むことがなくなります。
対策①:睡眠の質を高める
睡眠の質を高めることは、顔のむくみを改善するために非常に重要です。良質な睡眠は、体内の循環や代謝を促進し、余分な水分や老廃物を排出するのに役立ちます。
体液の循環の促進: 睡眠中は身体がリラックスし、血液やリンパ液の循環が活発になります。良質な睡眠をとることで、体液の循環が促進され、体内の余分な水分や老廃物が排出されやすくなります。
ストレスホルモンの低減: ストレスや緊張が原因でむくみが引き起こされることがあります。良質な睡眠をとることで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑制され、心身がリラックスしやすくなります。これにより、体液のバランスが整い、顔のむくみの改善が期待できます。
血流の改善: 睡眠中には、心臓の拍動数や呼吸がゆっくりとなり、血管の緊張もゆるみ血流がスムーズになります。良質な睡眠をとることで、朝起きたときの顔のむくみや浮腫みが軽減される可能性があります。
良質な睡眠を得るためのポイント
規則正しい生活リズム: 睡眠時間を一定に保ち、朝起きたり夜寝る時間を一貫させることが重要です。
快適な寝環境: 静かで暗い環境、快適な温度、快適な寝具など、睡眠環境を整えることが大切です。
体温を高める習慣: 入浴や日中の散歩、軽い筋トレなどが有効です。
対策②:お水を飲む
むくみがちの人はお水の量が少ない場合があります。
お水を摂ることはさまざまな意味があって、顔のむくみを軽減します。
・水分代謝の促進: 適切な量の水分を摂取することで、余分な水分や老廃物が排出されやすくなり、結果的にむくみが改善されます。
・血液循環の改善: 体内の水分が適切に補給されることで、血液の粘度が適正なレベルに保たれます。これにより、血液の循環がスムーズになり、組織への酸素や栄養素の供給が改善され、むくみの軽減につながります。
・尿量の増加: 水分摂取量が増えると、尿量も増加します。尿によって余分な水分や老廃物が排出されるため、体内の余分な水分が蓄積されずに済み、むくみが改善されます。
・塩分の排出: 適切な水分摂取によって、体内の塩分が希釈され、尿として排出されやすくなります。過剰な塩分は水分を保持しやすくするため、水分摂取量が足りないとむくみの原因になることがあります。
対策③:カリウムを摂る
むくみの改善や予防には、適切なカリウムの摂取も重要です。カリウムはナトリウムと共に体内の水分バランスを調整し、むくみを軽減するのに役立ちます。
ナトリウムは塩分に多く含まれるので、普通に食事をしていれば十分な量を得ることができますが、一方でカリウムは不足しがちです。
顔のむくみの強い人はカリウムを意識して摂ってみてください。
カリウムの効果
利尿作用: カリウムは利尿作用があり、体内の余分な水分や塩分を排出するのに役立ちます。適切なカリウム摂取量を保つことで、尿量が増加し、顔のむくみの改善が期待できます。
ナトリウムの排出: カリウムはナトリウムと相互作用し、体内でのナトリウムの排出を促進します。ナトリウムは水分を保持する働きがあるため、適切なカリウム摂取によって、ナトリウムの余分な蓄積が抑制され、顔のむくみが軽減される可能性があります。
血圧の調整: カリウムは血圧を下げる効果があります。高血圧はむくみの原因の一つであることがありますが、適切なカリウム摂取量を維持することで、血圧が正常範囲内に調整され、むくみが改善される可能性があります。
カリウムを摂取するためには、以下のような食品が良い選択肢です。
バナナ: バナナはカリウムの豊富な源としてよく知られています。
イモ類: サツマイモやジャガイモなどのイモ類にもカリウムが多く含まれています。
水溶性なので生のまま食べられるものを選んでください。
まとめ
顔のむくみは実はさまざま内臓の疲労を表しているサインでもあります。
それは生活習慣レベルの改善で十分に防ぐことができます。
マッサージをしたり、特殊な器具を用いたり、はたまた体に良いジュースを飲む必要はありません。
特に睡眠の質を高めることが大切になりますのでそのあたりを見直してもらえれば、顔のむくみ知らずの体になることもできます。
水は常に下にたまります、顎のラインに肌荒れやむくみが強い人は注意しましょう。
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