ミントはり灸院・喘息や咳と肩こりの原因

こんにちはミントはり灸院の森本です。

１０，１１日はお休みをいただきまして
名古屋に行ってまいりました。

観光する時間はありませんでしたが
「手羽先」と「きしめん」はしっかり食べてきましたよ。

喘息と肩こり

以前、治療を受けていた
野球大好き、小学生の男の子

最初に来た時は首をぐるぐる回してました。
「肩こり」が辛いと…

小学生が肩こりになるの？と思われるかもしれませんが
カラダの構造は大人とほとんど変わりません。
小学生ともなれば、神経系の発達は完了していますので、
痛みを起こすメカニズムは、もちろん同じ原因でなります。

彼はもともと喘息もち、そして去年の１２月中旬にはインフルエンザにかかってしまい
それから、ずっと咳が止まらない状況でした。

咳が出る＝気管に炎症を起こしている
ということです。

呼吸器系の炎症は肩甲骨の間から肩、首のあたりまで
神経の分布範囲となっていますので
その個所全体の筋肉を硬くしてしまします。

その子は練習熱心で素振りしたりキャッチボールしたりしていました。
よく、肩周りのストレッチや軽い運動が肩コリに効くと言われていますが、今回は効果がなかったと言えます。

もちろん疲労による肩こりの場合効果がありますが、内臓の悪さがあっては
ほぐれたとしても、すぐに元に戻ってしまうわけですね。

いくら回復力のある子供でも、咽や肺からの悪い情報が首や肩の筋肉を硬くしてしまったわけです。

治療は子どもなので鍼ではなくローラー鍼でコロコロをします。
ちょっと、こそばがりの彼はローラーをするたびに満面の笑顔

２回の治療でかなり改善しました。

今年の春から５年生。
大会で良い成績を残してもらいたいですね。