ミントはり灸院・ミントはり灸院の耳鳴り・難聴の鍼灸治療

◆はじめに

頑固な耳鳴り、病院で良くならなかった難聴など、お困りの症状をお持ちの方が多く来院してきました。

そして、当院での治療で症状が改善し、元の生活を取り戻した患者さんも多くいます。

耳鳴り、難聴には、身体の状態を把握して、的確な場所に刺激を与えることが大切です。

副作用の無い、安全でやさしい鍼治療で効果を実感して頂きたいと思います。

◆耳鳴り、難聴を解消するの３つのポイント

①耳、鼻、咽の粘膜を強くする。

耳の症状は耳内部の炎症が原因ですが、その始まりは鼻や咽から起こります。

特に鼻や咽は外部と触れる回数も多く、それだけ感染や炎症が起こりやすい個所でもありますが、その防御として粘膜という盾を持っています。

盾を強くすることで、更なる炎症を防ぎ、耳鳴りや難聴の症状の悪化を防ぎます。

②自律神経を整える

自律神経は内臓機能を制御していて、多くの内臓（耳も含む）と相互に情報交換をしています。

自律神経は他の内臓の影響を受けやすく、胃腸の悪さが耳の症状を強く感じさせてしまったり、耳の症状がストレスとなり、胃腸を悪くしてしまう場合もあります。

耳と身体全体をバランスよく治療していき、自律神経から耳の症状を改善していきます。

③副作用を無くす

耳の症状による、副作用があります。

例えば、肩こり、目の疲れ、頭痛、はきけ、めまい、等々。

自律神経の所と近い部分もありますが、これらの症状も同時に治療していかなければ、それらが負担となり回復が遅れてしまいます。

中には耳の症状から腰痛を起こす方もいます。

身体のストレスを無くして、身体の回復力を耳に集中させましょう。

◆耳鳴り、難聴の治療の流れ

３つのポイントを踏まえて治療の流れは以下のようになります。

①両方の耳の周囲を触って確認していきながら、耳鳴りに関係するツボを見つけ、細いはりで刺激を与えていきます。

ツボには外耳、中耳、内耳に対応した個所があります。

②鼻、咽の２か所についても、同じように確認していきながら、刺激を与えます。

耳鳴りには耳管の影響を強く受けますので、繋がっている鼻や咽のケアは必須です。

③腹部の治療をします。耳の症状によって現れた副作用の改善と、粘膜や免疫に関わる内臓機能の強化を温灸や細いはりを使って治療していきます。

④耳のツボは鍼に追加して、特製のローラー鍼で皮膚表面からの刺激を与えていきます。

⑤最後に背中側から、耳鳴りによって硬くなってしまった首や肩の筋肉に刺激をします。

＜特徴＞
・耳と全身からの両方からの刺激で治療効果を高めます。
・自宅でもローラー鍼を使って、毎日刺激を与えることで解決までの道のりを短くします。

耳鳴りの患者さんからの声です。

【 耳鳴りとめまいを併発したＴ．Ｊ様 】最初数回の治療でめまいが無くなり、耳鳴りの音量も徐々に小さくなってきています。