ミントはり灸院・難聴もあった顔面神経麻痺が1ヶ月で…｜50代男性の症例報告

●難聴もあった顔面神経麻痺が1ヶ月で…

突然の顔面神経麻痺に顔の右半分が垂れ下がり、さらに右耳から入る音が割れて聞こえるという難聴を併発した50代男性です。

こちらの患者さんの職業が音楽家でもあり講師でもあるので、顔と耳の不調は仕事に悪影響となってしまうので、早い段階かつ１００％に近い治癒が求められました。

顔の麻痺では、目もとと口角が垂れ下がってしまって、食事がしづらくなってしまい

耳の違和感では、音楽の練習での大きな音を聞くことができない状態になってしまいました。

顔面神経麻痺は顎の周囲にある、顔面神経の根元が炎症になることで起こります。

そして、耳の神経も顎の近くにあるので、同時にめまい、耳鳴り、難聴といった耳の症状を起こす方も多いのが特徴。

初期段階では病院での1週間程度の集中してのステロイドが重要となり。

そして、並行して鍼灸での顔の違和感や耳の治療を行うことで、早期に改善が見られます。

更に顔だけでなく内臓を治療することで、身体の疲れを取ったりや免疫力を上げておくことで、自然回復を向上させる効果があり、治療経過が短くなる効果も。

今回の患者さんも、以前から眠りが浅いなどの症状があったので、それについても治療しました。

５回目の治療で、見た目から顔面神経麻痺と分からないまで回復。

７回目の治療で、動きや耳の調子も戻り、仕事への影響も無くなりました。
治療を開始して順調に回復し、再発しやすい病気でもあるので、定期的なメンテナンスを説明して、約１ヶ月で卒業となりました。

人前に立つ仕事だけに、１００％戻すことを考えると難しい治療でしたが、みるみる男前に戻っていく表情を見ると、プロ音楽家としての根性を感じました。