ミントはり灸院・片頭痛と鍼灸治療|神戸市灘区の鍼灸院

2012年1月16日

片頭痛と鍼灸治療|神戸市灘区の鍼灸院

カテゴリ: 頭痛・偏頭痛

耳と自律神経の鍼灸治療
神戸・灘区・東灘区の鍼灸院「ミントはり灸院」森本です。
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◆片頭痛を考える

治療院に頭痛で来院される方のほとんどが「片頭痛です。」と自身で診断されてますが、片頭痛とはどんな病気なんでしょうか?

・「ズキンズキン」あるいは「ガンガン」と脈打つような激しい痛みが続く

・頭痛の起こる回数は、月に1~2回程度から、多いときには週に1~2回

・痛みは1~2時間でピークに達し、吐き気や嘔吐(おうと)を伴うケースが多い

・あまりの痛みに動くこともできず、仕事や勉強などが手につかなくなったり、寝込んでしまうことも

・痛みの発作が起きている間は、姿勢を変えたり、頭をちょっと傾けたりするだけでも痛みが強くなる

・音や光に対して過敏になっているため、ふだんは気にならない程度のまぶしさ、テレビの音や話し声などがうるさく感じられることもある

ここで、よく片頭痛=頭の片側と勘違いされている方がいますが、そうではありません。

痛みの場所ではなく、症状で分類されています。

ここでのポイントは

①「脈打つ」
②「気分が悪くなる」

の2点です。

①についてですが。

頭の血管は筋肉と筋肉の間を縫うように全体に広がっています。

何らかの原因で筋肉が硬くなったら、血管は鼓動にあわせて太くなったり細くなったりしていますので、硬い筋肉をさらに血管が太くなる事で筋肉に引きつれを起こします。

そこで痛みが発生するわけです。

②については

痛みが起こる前か後かで意味が変わってきます。

痛みが起こる前では、平衡感覚の問題により、船酔いのような症状(吐き気)を起こし、耳の状態が悪くなる事で周囲の筋肉を硬くしてしまい痛みを起こします。

痛みの後については、慢性的の場合において自律神経の失調により、全身性に循環低下や内臓機能の低下によって、体調が悪化するケースがあります。

《治療の考え方》

当院では頭痛外来から当院に来る方が多いです。

これは、痛みどめや筋肉を柔らかくする薬だけでは、頭痛の根本解決に至らないということです。

考えるべきは、なぜ筋肉が硬くなっているのか。

鼻炎や咽の炎症があれば、後頭部の筋肉が硬くなります。

虫歯やめまい、眼精疲労があれば、側頭筋の筋肉が硬くなります。

複数の症状を持っている場合は、頭全体が締め付けられるように痛みます。

筋肉を硬くする原因を治療することが大切です。

痛みと共に自律神経の症状も起こしている方も多いようです。いわゆる、体調不良ですね。

頭痛のストレスは、非常に大きく、特に頭部から発生するので、痛みの感度が大きくなります。

そのストレスによって、胃腸障害やうつ症状、不眠などを起こしてしまいます。

体調不良も頭痛回復の悪い影響となるので、並行して治療が必要です。

「痛み止め」だけの治療では限界があります。

どんどん強くなる痛み止めで体を壊すだけです。

原因を治療すれば、頑固な頭痛であっても解消できます。

ミントはり灸院 予約制
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◆場所 兵庫県神戸市灘区森後町2-1-9-7F

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