ミントはり灸院・おでこの辺りが痛い頭痛は鼻炎が原因です!

2018年8月6日

おでこの辺りが痛い頭痛は鼻炎が原因です!

カテゴリ: 頭痛・偏頭痛

おでこが痛い時は鼻炎

おでこの痛みの原因とは

「春になると頭痛がする!」
「花粉症が酷いときにおでこが痛い!」

こんな経験ありませんか?
あるいは「なぜか最近おでこのあたりが痛む…」と悩んでいませんか?
顔周りの痛みはすごく辛くてストレスになりますよね。
熱っぽくなって眠れなかったり。
そのストレスが更に内臓などのあらゆる不調を引き起こすことも。。

実はそんなおでこ辺りの痛みや頭痛は鼻の炎症・鼻炎が原因なんです!!

よく「鼻を噛みすぎて頭・おでこが痛い」と思われがちですが、順番としては鼻炎のせいでおでこ・頭が痛くなります。

例えば副鼻腔炎になるとおでこ辺りの頭痛を伴うことが多いのもこの理由です。

院長 森本 賢司

この記事の執筆者

ミントはり灸院 院長
森本 賢司

高度専門鍼灸師

【略歴】
神戸東洋医療学院卒業
神戸東洋医療学院にて河村廣定先生に師事
明治国際医療大学 大学院 修士課程 修了
神戸東洋医療学院 非常勤講師

【資格】
はり師免許証・きゅう師免許証

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六甲道本院
三ノ宮院
明石院

副鼻腔って何?

鼻腔の周囲にある「副鼻腔」という空洞に炎症が起きている状態のことを言います。
風邪をひいたときなどのウイルスや細菌の感染が引き金となり、副鼻腔にまで炎症が起きてしまうのです。

症状としては青っぱなや黄色い・白い粘り気のある鼻水が出る、鼻水が喉に流れてくる後鼻漏、鼻づまり、嗅覚の低下、そしておでこや顔周りの痛み、膿などが発生します。

急性であれば自然治癒や抗生剤などの薬物療法で早めに治りますが、慢性的になるといわゆる「蓄膿症」と呼ばれるような酷い腫れやポリープ(鼻たけ)が出来ることがあります。最悪の場合は手術でしか治せない、なんてこともあり得ます。ちなみに慢性の副鼻腔炎を放置したままにすると扁桃炎や歯周病、気管支炎、肺炎を招くこともあります。

なぜ鼻とおでこが関係しているの?

鼻炎になるとまず鼻の筋肉が硬くなり痛みが生じます。
鼻の付け根はおでこまで伸びていますよね。
ですので鼻の炎症が起きると、連動しておでこまで筋肉が硬くなり痛みが生じてしまうという訳なんです。

おでこ辺りの頭痛を感じる人に「鼻の症状を感じたことはありませんか?」と話を聞くと、「朝起きると鼻がつまっている」「アレルギー持ち」「花粉症がある」という人が多いです。

おでこの痛み、頭痛には鼻うがいが最適!

おでこの痛みやおでこ辺りの頭痛がするときは、まずは原因である鼻の炎症を治すことが最適です。鼻の炎症を治すには鍼やローラー鍼を使って筋肉を柔らかくしていくこと!…ももちろん良いのですが、家で出来るセルフケアとしては毎日の鼻うがいがおすすめです。

鼻うがいで鼻の奥を綺麗にすると、鼻の奥までスッキリして炎症も和らいできます。

鼻うがいは一見地味なように感じますが、実は医学誌でも花粉症改善効果などが証明されています。
自律神経にも効果があるという意見も出ています。

騙されたと思ってぜひ毎日鼻うがいを続けてみてはいかがでしょうか。
もちろん花粉症対策にも良いですし、冬になると増える鼻の乾燥「ドライノーズ」対策にもおすすめですよ。
手洗い喉うがいとセットで行いましょう。

ちょっとコツがいりますので、やり方が分からなければいつでも当院の鍼灸師に聞いてくださいね。鼻うがい器は当院でも取り扱っています。
ドラッグストアに小林製薬の「ハナノア」という鼻うがい器が売っていますので、そちらを利用しても良いですね。あるいは自分で生理食塩水を作る患者さんもいらっしゃいます。

鼻うがいにプラスして、鼻の周りを指でさするのもセルフケアとしておすすめです。テレビを見ながら5分程度で構いません。筋肉が柔らかくなってきたのを感じると思います。
大切なのは毎日の継続です。
ぜひ自分の身体と向き合いながら、おでこ辺りの痛み、頭痛、鼻炎を改善させていきましょう!

それでも難しければいつでもミントはり灸院へご連絡お待ちしています。

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当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です《年間10,000人超の実績》。六甲道駅3分”六甲院”/三ノ宮駅6分”三ノ宮院”/明石駅5分”明石院”の3店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。