2020年5月2日
新人長谷川の研修メモ(9)~聴き上手になるには~
カテゴリ: 新人教育
こんにちは、
ミントはり灸院の長谷川です。
今回のテーマは『聴き上手になるには』です。
聴き上手な人と聞いてどんな人を思い浮かべますか?
私が思い浮かべる人の話を聴くプロといえば
カウンセラーや、心療内科の先生です。
そういう人達はどんなテクニックを使っているのか?
研修で教えていただきました。
実際にやってみた感想も交えてご紹介します。
私のコミュニケーションの現状
現在私が聴き上手かというと、まだそうではありません。
リアクションをしたり、次の質問を考えるのに気を取られ、
話の内容が入ってこないこともよくあります。
せっかちで会話のテンポを意識する傾向があるかもしれません。
その結果、会話の内容を覚えていない上に、
リアクションが薄くなってしまいます。
聴き方のテクニック
では、聴き上手な方はどんなテクニックを使っているのか。
院長に教えていただいたものを4つご紹介します。
- ミラーリング
- ペーシング
- バックトラッキング(オウム返し)
- リアクション
1は相手の動きを、2は会話の速さを真似するということです。
3は、相手の言葉をそのまま返します。
例えば、
「昨日から腰が痛くて。」と言われたら
→「昨日から腰が痛いんですね。どのあたりですか?」と繰り返します。
ミントの先生方も使われていて
聴いてくれている姿勢が伝わりやすいです。
実際にやってみると、会話に間が生まれ
落ち着いて喋れるという効果もありました。
4のリアクションのコツは否定ワードを使わないことです。
私はこれが1番難しいです。
脳は主語を理解できません。
なので、単語に対して反応します。
例えば、「昨日、おばあちゃんから梅干しが届いたんだ。」
と聞くと、脳は梅干しを想像し、よだれが出ます。
実際に食べていなくても、想像し体に反応を起こします。
だからAさんから
「Bさんは〇〇だからダメなんだ」
という話を聞くと自分に言われてなくても、
ダメという単語に対して反応し、ストレスになるのです。
そして、ストレスが嫌でAさんから離れていきます。
また自分に対しても「私はできない。ダメだ。」など
ネガティブな言葉をかけ続けると、
他人の言葉を否定ワードに変換してしまう癖がついてしまいます。
これでは聴き上手にはなれないですよね。
だから否定語ワードは使わず、
できない→慣れてないなど、別の言葉に置き換えていきます。
これが本当に難しいです。
私は、不器用だから先に準備をしようなど、
元々マイナスを受け入れて対策してきました。
なので、自分に対して否定ワードをたくさん使ってきました。
その癖はなかなか抜けず、苦戦してます。
「これできる?」と聞かれても
まだ自信がないので「頑張ります」としか返せないです。
かといって「できます」と答えると嘘になってしまいます。
だから事実を曲げず、言い換える特訓中です。
これで自分が変わるならいい機会だなと思います。
まだまだ特訓中ですが、先輩方のような聴き上手を目指します。
次回もお楽しみに!
当院「ミントはり灸院」は、根本から改善することに特化した神戸の鍼灸院です《年間10,000人超の実績》。六甲道駅3分”六甲院”/三ノ宮駅6分”三ノ宮院”/明石駅5分”明石院”の3店舗がございます。全室個室でマンツーマンで施術しています、ぜひお越しください。