患者
女性 50代 神戸市西区
来院
2014年10月
症状
2014年4月からメニエールを再発してから左耳が聞こえにくくなり、耳がふさがれたような感じと耳鳴りがするようになる。 夏くらいからは両耳に症状が広がり、テレビの音がぼやけて聞こえるようになる。近隣の耳鼻科でカルナクリン、アデホスコーワ、メニレット、ステロイド剤を処方されるものの改善せず、仕事中での人との会話や車や自転車の接近が分かり難くなり、当院を訪れたました。
同時に治療した症状
耳閉感、耳鳴り
治療の内容と経過
顔周りの状態を調べると慢性的な鼻炎があり。薬の影響もあるのか肝臓の状態も悪く、咽からの風邪もひきやすいということで、内耳と影響する咽、鼻と炎症抑える目的で肝臓、小腸の状態を改善させる治療を主に行いました。初回から閉塞感が軽減して音が聞こえやすくなり。その後は一進一退であったが治療開始2ヶ月後には右耳の改善がみられ、8ヶ月後には顕著に回復しました。
考察
- このメニエールからの難聴は鼻の影響が強いと思われます。
- 雨の日に調子が悪くなるなどは鼻の炎症が耳管に影響しているサインであるので、そこを改善させることを優先的に行いました。このように鼻周囲の炎症が改善するだけで、耳の調子が回復する例はよくあります。
- 半年以上経過した耳鳴りや難聴であっても可能性は十分あります。
まだ左耳の聴力もわずかながら回復しているので今後の変化も楽しみです。
※同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。