このようなことでお悩みではありませんか?
- 常に体のどこかが痛い
- 刺すような痛みで痛み止めも効かない
- 不眠など他の症状も出てきている
- 手先にこわばりを感じることもある
- このまま病気が続くと思うとつらい
長年痛みに悩む線維筋痛症であっても、当院の鍼灸ならできることがあります。
この記事の執筆者
ミントはり灸院 院長
森本 賢司
高度専門鍼灸師
【略歴】
神戸東洋医療学院卒業
神戸東洋医療学院にて河村廣定先生に師事
明治国際医療大学 大学院 修士課程 修了
神戸東洋医療学院 非常勤講師
【資格】
はり師免許証・きゅう師免許証
当院では線維筋痛症の原因を自律神経の乱れと筋肉の回復力低下にあると考えています。
自律神経は脳に入ってくる身体の情報が、内臓の炎症や機能低下によって情報過多となることで、脳がパニックを起こして自律神経が乱れてしまいます。自律神経が乱れると皮膚や筋肉が緊張するので全身の痛みを誘発してしまいます。さらに痛みの強いところに関連する内臓の機能低下も筋肉の回復力を低下させてしまいます。
当院の鍼灸による隠れている内臓の不調を見つける触診と内臓の機能改善をする作用を使うことで自律神経の乱れを改善し、筋肉の回復力がつくことで痛みの発生場所を少なくすることができます。痛みの悪循環から少しでも早く離れることが大切です。
当院の特徴
当院では、線維筋痛症でお悩みの方へ専門的な鍼灸でお応えしています。
丁寧な触診をしていくと、隠れている不調、自覚していない不調、わかっているけど関係ないと思っている不調を見つけることができます。そこから、体の構造や自律神経の影響を踏まえて本当の原因を判断します。
全身+局所の回復をしていくとともに、痛みのポイントを中心とした内臓の不調と自律神経の働きを回復し、症状が発生しない身体をつくることが目標です。
予防対策&早期回復として、ご自身で対処できるストレッチ&ローラー鍼を使ったケアを指導します。
店舗紹介
原因不明の全身の痛み
線維筋痛症の原因は特定できていません。それは痛みという症状があるものの血液検査や画像検査等では目立った問題点が見つからないからです。
ただ体に問題が無いのに痛みが出ないということはありません。
線維筋痛症のポイントは慢性痛という通常の痛みとは違う状態にあるということです。
慢性通の特徴として
1:痛みの原因は除去されているが痛みだけが残っている
2:痛みだけでない症状もある
3:痛みの悪循環になっている
4:一般的な痛み治療では効果が出ない場合が多い
怪我であれば、怪我の箇所を治療すれば痛みがとれます。
ただ、慢性痛の場合は痛みという感覚が別の痛みや他の症状発生のきっかけとなります。
線維筋痛症は慢性痛です。
筋肉や腱の炎症だけを考えず、自律神経や内臓といった全身で身体を診ていく必要があります。
痛みが痛みを生む連鎖
痛みは体から発するサインです。そのサインによって体は自分の身を守るために様々な生理反応をします。
怪我などの場合は止血や炎症などの反応を経て回復していきます。線維筋痛症などの慢性痛の場合は、長期間続く痛みによって患部の自律神経が興奮します。
すると周辺の血管が収縮することで栄養不足や酸欠状態になり皮膚や筋肉の弾力性を失います。 弾力性が低下した皮膚や筋肉はちょっとした歪みで痛みを起こし増悪します。
また痛みによる「かばう」動作が他の痛みを誘発することになります。
例えば足をねんざしたときに歩き方が変になりますが、足首をかばうように歩くことで反対側の腰が痛くなったり。
足首が気になることで太ももに無意識に力がはいって膝が痛くなったりします。
このような状態が繰り返されることで小さな痛みが大きな痛みになり、さらに全身に痛みが広がっていきます。これを痛みの悪循環といいます。
痛みが痛みを生む連鎖
線維筋痛症の治療法として、できるだけ痛み止めに頼らない治療が進められてきています。
これは痛みが痛みを起こしている状態なので痛み止めが効きにくいという理由があるからです。
情動的な反応によっても痛みが変化することがあることから、抗てんかん薬、抗うつ薬が使用されることがあります。
線維筋痛症の周辺症状(めまい、不眠など)については薬が使われることがあります。非薬物療法としてはカウンセリング、認知行動療法、ヒーリング、運動療法、生活習慣の改善などが行われています。
ただ、現状の治療方法では痛みを変えているわけではなく、付き合い方を変えているだけなので、突然悪化することもあり、常にリスクを抱える毎日を送ることになります。
筋肉、内臓、自律神経から痛みを管理する
当院の線維筋痛症の治療では3つのポイントで治療していきます。
1:全身の痛みを緩和していく
痛みの程度は全身同じとは限りません。
軽い痛み、強い痛み。日によって波がある痛みなど。そういった症状から慢性痛と急性痛を分けます。
急性痛については患部に鍼灸をすることで痛みを軽減します。急性痛が楽になるだけでも生活上の動作がスムーズになります。
動かしやすくなることでさらなる痛みの発生を防ぐ効果があります。
2:慢性痛は内臓から改善する
急性痛を治療しても残る痛み、深部にあるような痛みは内臓が影響する痛みで線維筋痛症の原因となる慢性痛です。内臓の不調や内臓の痛みが筋性防御となって筋肉を硬くします。
この痛みの特徴は筋肉の施術だけでは効果がでないことです。内臓の不調を改善することで、筋性防御がなくなり痛みもなくなります。
3:痛みのストレスは自律神経のバランス
自律神経の興奮は皮膚や筋肉を硬くします。
線維筋痛症になって長期間の不調によってイライラが続いたり、天候の変化や仕事、人間関係などの社会的なストレスなどがそれらの原因となります。自律神経がアンバランスな状態は治療の負担となります。
痛みの改善をしながらも自律神経が不安定にならないように、身体内部から発生するストレスを緩和します。
安定した状態を保つことができるので精神的にも落ち着いた生活が送れるようになります。
これまでの治療では痛みに対する効果がないことから精神的な面でのケアが中心でした。
当院では痛み止めに効果がでない痛みと筋肉や腱の炎症に関係ない痛みが内臓や自律神経から起きていると考えています。
そこにアプローチすることではこれまでとは違う効果を出すことができと考えています。
痛みを忘れることができるか
線維筋痛症の治療で難しいのは「記憶」です。痛みの記憶は脳に強く刻まれます。もちろんいつかは忘れられます。
ただ、慢性痛が続いている状態では、記憶だけでも痛みを誘発してしまうことがあります。
いきなり忘れられるわけではありませんが、治療を開始して身体が少しずつ楽になった時に意識的に忘れる時間を作ることが治癒にむけて大事なリハビリになります。
痛みがあることで安静にすることも大切です、ですが安静にしていることで痛みを考えすぎてしまうことも悪化の原因になってしまいます。
忘れるためにできることを治療しながら一緒に見つけていきましょう。
難病だからこそ、できることがあります。是非当院の治療を1度受けてみて下さい。
当院の線維筋痛症の鍼灸とは
丁寧な触診をしていくと、隠れている不調、自覚していない不調、わかっているけど関係ないと思っている不調を見つけることができます。
そこから、体の構造や皮膚と筋膜の緊張緩和を踏まえて本当の原因を判断します。
当院の線維筋痛症施術の流れ
痛みと関係の深い反応点(ツボ)をさぐります。細いはりで刺激し、
個々の症状を軽減していきます。線維筋痛症の場合は内臓に
疲れが出ていないか確認します。
さらに温灸などで内臓の機能を高めます。筋肉に関連する
内臓機能の働きが改善することで自己回復力を高めていきます。
自律神経の不調は脳の視床下部を混乱させて痛みを誘発すること
があります。負担が大きいところ(顔面部)については発生を
未然に防ぐために、ローラー鍼で丁寧に刺激します。
線維筋痛症施術の特徴
全身+局所の回復をしていくとともに、痛みのポイントを中心とした内臓の不調と自律神経の働きを回復し、症状が発生しない身体をつくることが目標です。
予防対策&早期回復として、ご自身で対処できる
ストレッチ&ローラー鍼を使ったケアを指導します。
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