ミントはり灸院・顔のツボでたるみ改善！しわ・たるみ解消に効くツボマッサージを紹介

顔にお水がたまってしまうのはなぜか？
それは血流が悪いことによるポンプ機能の低下、全身のお水の調整不足などがあります。
ポンプ機能は主に血流ですが、これは血管だけでなく筋肉なども影響します。
今回紹介するツボは顔以外の場所もお伝えしますが、お水の流れを全体で調整するためです。
体中のむくみが効果を感じるポイントとなります。普段から足のむくみを感じている人は足のむくみについても観察してみてツボの効果を感じてみて下さい。

巨髎（こりょう）目の下のたるみ

黒目の下にあって、小鼻の横とクロスするところにあります。
目の下のたるみや黒ずみや目のしわなどに効果があります。

頬車（きょうしゃ）えらのはりだし

顎の骨の角にあります。歯をかむと顎の筋肉が盛り上がるのでそこを押しましょう。下顎全体のたるみを改善する効果があります。

地倉（ちそう）ほっぺのたるみ

口角とほうれい線が交わるところにあります。
口角に刺激を与えることで口輪筋の活動を活性化します。
口周りのたるみを改善することはほうれい線が深くなるのを防ぐことができます。

上廉泉（じょうれんせん）たるみによる二重あご

顎と喉仏の間にあります。ここに水が溜まってしまうと、顎を引いた時の2重顎を作り出します。筋肉も少ない場所なのでツボ押しが有効な場所です。

神庭（しんてい）顔全体のたるみ

顔の中心線上の眉間の中心の延長線上で、髪の生え際から約1cmほど上に位置にあります。
前頭部の筋肉の緊張を緩和することができます。
前頭部のむくみがあると顔全体が下がってしまいます。

印堂（いんどう）眉間から鼻にかけてのむくみ

眉間の中央にあります。
鼻炎等により赤みや浮腫みがある人はぜひ押してほしいツボになります。
鼻がすっきりするだけでなく、Ｔゾーンのテカリを防ぐ効果もあります。

散笑（さんしょう）頬とほうれいせんのむくみ

口角の上にあって、ほうれい線の中央にあります。
口周りに腫れぼったい感じが出て、ほうれい線が少ない印象がある人はぜひ押してみましょう。押しながら笑顔を作るようにするとさらにむくみ改善の効果が高まります。

外玉液（がいぎょくえき）二重あご

のどぼとけの左右にあります。正確には右左でツボの名前が違います。
喉あたりのたるみによって、二重あごが出来てしまう人はこちらのツボを軽く擦るように刺激を与えて下さい。

兪府（ゆふ）顔全体のむくみ

鎖骨の下側を胸の中心側にむかって指先を滑らせていくと指の止まるところです。
両方の頚部リンパ節が集まる場所でもあります。
首全体を手の平で下に向かって擦ったのちに、こちらのツボを刺激しましょう。
これまでのツボ刺激で無駄な水が動きやすくなっていますので、大元に流す効果があります。

壇中（だんちゅう）ぜんしんのむくみ

胸の中心にあるツボです。手で擦るように刺激を与えて下さい。
こちらは心臓の働き良くする効果があります。心臓と言えば血流ですが、血流がよくならないと水が上手に流れてくれません。顔全体のツボ刺激の前後にこちらの場所を刺激してください。

顔のたるみのツボ押しマッサージのコツ

顔のたるみを効率よく解消するためには、まずは全体のツボから局所のツボそして全体のツボへと順番に押していきましょう。
けっして強く推す必要はありません。奥に軽く当たっている感じがあれば充分です。
10秒程度押して、10秒程度緩めてを1分程度繰り返してください。
大事なのは日々行うことです。

ツボを押すタイミングとしては朝がおすすめです。
寝ている時は顔がむくみやすくなります。
歯を磨きながら押してみてはいかがでしょうか？

顔のたるみ解消のツボに鍼は効くのか

非常に効きます。鍼は直接刺激を与えることができます。
皮膚の表面と皮下はまったく別の世界です。
皮膚はわずか数ミリの厚みしかありませんが、その下には無数の神経があり、わずかな刺激だけで体に影響を与えることができるからです。

また、必要なツボやツボの正確な位置も個人差があります。
そのあたりもプロの鍼灸師に見つけてもらうことができるのも鍼が有効である理由です。

自分でやってみていまいちだなと思ったらぜひ試してみて下さい。

まとめ

今回は顔のたるみを解消するためのツボを紹介しました。

ポイントは無駄な水を溜めないことです。
水が重力の力で下方向に皮膚をひっぱることがたるみの原因になるからです。

とくに筋力や代謝が低下してくるアラサーあたりからのケアがその後の顔の大きさや雰囲気などに大きく影響します。

日々のケアを当たり前のようにすれば、「いつまでも若いよね」「昔とかわらないね」「何か若返った！？」「化粧品変えた？」と言われることが当たり前になりますので、ぜひそんな理想の未来を手に入れるために頑張っていきましょう。